このコーナーは,私のオリジナルではなく,以下の文献等から私が自分の考えも入れてまとめたものです。人により体質が異なりますから,ある人に良かったものが他の人にも良いとは限りません。極端と思われる部分や攻撃的な部分は外すか,ぼかして書いていますが、それでもお気に障る方もおられるでしょう。意見がわかれることは承知の上で書いたもので,1つの考え方としてご参考にして頂ければ幸いです。
《参考文献》
# 「正食と人体」一倉著、致知出版社 #
「パイウォーターの奇跡」牧野著、廣済堂
# 「ガンに克つ高エネルギーパイウォーター」鶴見著、廣済堂
# 「薬で病気は治らない」丹羽著
#「あなたを生かす水、殺す水」、「アレルギーは主食と水を変えなきゃ治らない」佐藤著、廣済堂
#その他、水道水に関する本や、広瀬先生(食と水を考える会)の講演記録
@睡眠不足・過労・ストレスをさける
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これらを完全に守ることは現在難しいが、「三人がかり」でないと太刀打ちできないのも確か。あまり神経質にならず、できるだけ気をつけていくこと。「そうまでして長生きしようとは思わない」と言わず、「死ぬまで健康に生きる」ことを考えましょう。1つだけを過信し、他のことには全く耳を傾
けようとしない人も多い。「人間本来病なし」と言っても、「故障」すれば「修理」するのは当然でしょう。
人間の体はよくできていて、自然治癒力の働きを助けてやれば病気はしない。が、現在の環境は肝心の自然治癒力をどんどん低下させている。
(2) 「正しい食と良い水」は、子孫のため
薬・農薬・添加物は、自分に直接害がなくても、子孫に影響を与える。「サリドマイド」は母親ではなく生まれた子供に害が出た例。「手足のない猿」は、農薬・添加物入りの食べ物を食べた親から生まれた。猿は人間より野生に近く、体も小さく、子供を産む年齢も早いのですぐに結果が出た。が、人間はずっとあとになってから結果が出ることになる。そのときではもう遅い。現在、「アトピー」は重症化・高年齢化している。お母さんの食べ物・飲み物も原因の1つで、「ツケ」を子孫に残さないようにしたい。
(1) 身土不二,医食同源の原則
人類は長い間、自分の生活圏内で取れる食物だけを食べ、それらの食物に適応する身体が出来上がった。身体とその人が生まれ育った土地は一体のものであって、これを身土不二という。
人間の食事はその時その地域でできるものを
食べるのが最も身体に良い。季節はずれのもの、輸入物は原則として食べないこと。現在病人が増え続けているのは、伝統の民族食を忘れ、自然治癒力を軽視したから。
生活が落ち着いてきた昭和30年代から食事の
「近代化」が進められ、動物食,減塩,カロリー栄養学を取り入れ、デンプン食の害が説かれた。このころからインスタント食品が出回り、農薬,化学肥料,添加物が急増した。
現在では更に食のファッション化,手抜き,外食産業,美食,西洋化が進んでいる。そのために、現代人は何が良い食べ物か、選択眼がなくなってきた。
今の子供たちの好むものは間違った食、嫌う
ものは正しい食と考えて良い。体位は向上したが、体力は低下している。
現代の多くの病気は「食源病」。食物を全く無視し、医薬や手術によって病を退散させるという考え方はまちがい。食べ物で健康を保つ、医食同源が原則。体質は食事と水が 作るものである。つまり、自分の責任である。「キレル」「ムカツク」「不可解な行動を取る」などの精神的な病は,「子供たち」だけでなく,「大人たち」にも広がっている。これらの根本原因は「間違った食と水」にあると考えられる。
(2) 日本人にとっての「正しい食」
@ 塩は生命の源、減塩はまちがい
塩は人間にとって非常に大切なものであるが、現在「悪者」にされている。生命は海から誕生したものであり、自然海塩は地球上のあらゆる有効な物質を成分として含んでいる。「減塩」は大きなまちがい。ただ、精製塩(食卓塩)は有害な薬品であり、自然塩に限る。
みそ,しょう油,ごま塩,漬物,梅干,味噌
汁,醤油卵など、食物と同時にとるか薄味にして飲むのが効率的。
A 化学物質の入った食べ物をさける
農薬,食品添加物,化学調味料にはガンや
奇形児のもとになる物質も含まれている。現在避けて通ることは不可能だが、日本人は余りにも無神経。特に、インスタント食品,ハンバーガーなど「便利な食事」は極力やめること。
B 精製・精白食品はさけ、全体食を
白米,白砂糖,化学調味料は体に大害を与える「三悪」。精製という不自然を加えたもので、必ず生物に害がある。玄米は生命エネルギーを持っているが、白米は「粕(かす)」であり、少なくとも、押し麦,アワなどを混ぜる。白砂糖は食物というよりは薬品。現代人は甘いもの、ジュースなどのとり過ぎ。調理には天然みりんを使用し、黒砂糖か、精製度の低い赤砂糖にする。化学調味料、安物の食用油は全て良くない。「ごま油」は良いが,「ごまかす」という言葉があるように、これも昔からニセモノが多い。
一般に、食べ物は全体食を心がける。魚は骨ごと食べられるものを。現在栄養学は「カロリー栄養学」であって、有機栄養素(タンパク質,脂肪,ビタミンなど)にのみ関心を示し、カロリーのない無機栄養素に余り関心を示さない。体調をコントロールする無機栄養素を多く含む貴重な皮,骨,内臓,根,葉などを精製・調理する段階で大部分取り去ってしまうために肝心な体調のコントロールがうまくできず、病気になる。スープにして飲むという手もある。
C 身土不二に反しないこと
その時その地域で取れるものを。日本人には野菜、魚介類、海草が合い、肉類、牛乳・乳製品は合わないようにできている。草を食べ、飼料に化学物質が入っていない、動きまわっている、ストレスがない、健康な動物からしか良い肉・卵は得られない。現在、入手は困難でしょうが。牛乳は、「牛の赤ちゃん」の飲み物であって、人間の飲み物ではない。牛が早く成長するために牛乳にはカルシウムが多く含まれているが、人間にとっては多過ぎ、余った分が害になる。農耕民族には牛乳の消化酵素がなく、病気の原因になる。がぶ飲みはしないこと。ジャージ種の低温殺菌のものなら大丈夫。
D 美食こそ短命食である
長生き・短命の一番の決め手は若いころから
の長い間の食生活にある。現在の先進国の食事こそ命を縮める危険食である。近代栄養学に裏付けられた理想的な食事をとり、医学が進歩した先進国で病人が急増し、医療費が財政を圧迫している。かたよらず、食べ過ぎず、感謝の心で、楽しく、おいしく食べることが一番。
美食とは、「お腹が空いていなくても食べられるもの」であり、運動せずにうまいものを食べていれば病気になるのは当然。本当においしく食べたければ働いてお腹を空かせておくこと。
農薬,食品添加物などの害を最小限に押さえるために、パイウォーターに漬けてから調理するのも1つの手。